2011年1月2日~3日 新年ハイク
毎年ボーイ隊主導で年始に新年ハイクが行われている。
新年ハイクとは、大和1団創立の頃から実施されている元旦深夜に丹沢塔ノ岳に登り日の出を見る行事である。
山に登るので登山になるが、なぜかハイクと呼んでいる。登山経験者から言わせるとハイキング程度の登山だからだろうか。もうひとつ、登る山は塔ノ岳だが、誰が間違えたのか、昔から1団のみんなは塔ヶ岳と呼ぶ。
日本人としては元旦と言えば初日の出を見るのであろうが、教会団としては太陽を拝む習慣は無い。
よって、元旦は元旦礼拝に出席するために予定を開けておかなくてはならない。
なので、新年ハイクは1月1日の夜に出発し、2日の日の出を見るのである。
今年は2日が日曜日に重なってしまったので、2日の夜に出発し3日の日の出を見るスケジュールである。
参加者は、ボーイ隊の中学生以上、ベンチャースカウトやローバースカウト、各隊の指導者が参加します。
教会関係者も参加する事もあります。
9時に集合し準備を整えます。
塔ノ岳山頂にある尊仏山荘に差し入れのみかんを持って行っています。
登山コースは決まっていませんが、ここ十年ぐらいは二俣から小丸尾根を通るルートです。
二俣近くの県民の森駐車場まで団委員、リーダーに送ってもらいました。
気温+1.1度
二俣でいったん休憩し夜食をとります。
午前1時過ぎ出発。到着目標5時、山頂まで約4キロ、頑張って行ってきます!
直前に降った雪でうっすら白くなっています。
登り始めて2時間半 夜景が見えてきました。あと少しです。
年寄りにはきつい!やっとでみんなについて行っています。
だんだん雪が深くなってきました。 山頂まで600m 5時まであと20分
山頂に5時前に着かないようにしなくてはならないので、ペースを落とし時間調整をします。
5時ぴったり。山頂に到着しました。
一人の脱落者や遅れも無く登る事が出来ました。一番へたっていたのはリーダーです。
普段使わない旧尊仏山荘の暖房と明りの準備をして頂き中に入れてもらいました。毎年使わせて頂き感謝です。
早速温かい食べ物の準備です。 カブ隊長は毎年鍋焼きうどんです。
食後は6時50分の日の出まで暖をとります。
塔ノ岳から東側を望みます。黒い影は大山です。厚木基地はわかりますが、南林間は発見できません。
午前6時 気温-6.8度
保温をしていないペットボトルはシャーベットになり、おにぎりは凍っています。
日の出を待つスカウト達 日が昇ってきました。
相模川、江の島、三浦半島、房総半島まで見えます。
日が差すと急速に温かくなってきます。太陽の力は偉大です。
今年もよい天気で日の出を見る事が出来ました。ここ数年晴天続きです。
しかし、地平線?水平線?付近には必ず雲があります。 なぜだろう??
恒例の制服での記念撮影。
今年はいませんでしたが、裸になるスカウトもいます。 登山客の見世物になっています。
山小屋の主人が就寝する時には雪は降っても積もってもいなかったそうです。
今回山頂で見てみたかったものは、「スカイツリーです」
大人には見えませんでしたが、スカウト達には見えたそうです。
スカウトが指さす方を撮影し、帰ってから拡大してみたら棒状に黒い物が見えました。
来年には点滅灯も点くだろうし、もう少し良く見えるかもしれませんね。双眼鏡が欲しい!
下山します。
今年は登山口まで送ってもらったので、同じ登山口に戻る必要が無く別ルートで下山します。
久しぶりに大倉尾根を通る事にしました。
年寄りには恐怖の下山です。
スカウト達は走るように下りて行きますが、膝にきます。歩く事も出来ないぐらい痛くなります。
山頂から5.4キロ、ここまで2時間で降りてきました。
朝の時間大倉尾根コースは登る人が多く、狭いところではかなりの時間待ちました。あと少し!
午前10時半、迎えの団委員やリーダーの待つ大倉バス停に到着しました。
朝食を食べ車の中で就寝です。
今年も無事帰ってくる事が出来ました。
バックアップして頂いた団委員会には感謝です。
(yk)
新年ハイクに回数を追加しました。(2018/1/10)
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