カブ隊 夏キャンプ

8月10日(土)~12日(月) カブ隊夏キャンプを行いました。
今回のテーマは 「私の賜物を磨こう!~神様の恵みに感謝~」
会場は日本連盟の所有する、栃木県の那須野営場です。
山梨県の山中野営場と並んで日本のボーイスカウトの聖地であり、
隊長のための訓練キャンプ「ウッドバッジ研修所・実修所」が行われる場所でもあります。
大和一団のリーダーも何名か、那須野営場で隊長訓練を卒業しています。
今回は移動に時間がかかることを想定し、スカウト集合は6:30でした。
(リーダーはその1時間前!!)
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<1日目>
7時に南林間を出発してから、予想通り渋滞もあり、移動すること4時間以上。
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野営場に到着したのは11時過ぎでした。
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入村式のセレモニーは、那須野営場のシンボルとなっている
トーテムポール下で行いました。
昼食をはさんで・・・
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入村式の後編(?)春キャンプに続き、教会学校のY校長より「賜物」についてお話を頂きました。
ちなみにY校長は、元々小学校の校長先生だった方です。
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↑ 話し振りに、校長オーラが出ています。
その後、場内散策。那須野営場の広さは東京ドーム2.5個分ですが、
もとは日本連盟の四代目総長、三島通陽氏個人の別荘。広すぎです。
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そしてとにかく、カエルがそこら中にいます。
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カエル好きにはたまらない環境でしょう。
もちろん、カエル嫌いにもたまらない環境ですね。
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さて、5年生はキャンプ初のテント泊体験のため、
場内散策の間に設営を行います。
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一泊訓練キャンプで練習したので、リーダーからの細かな指示なしでも
無事に組み立てることができました。
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続いて、初日の夕食は自炊です。メニューはカレーライス。
組毎に、まずは道具一式を運びます。
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釜を設置して炊事開始。乾いた薪が良く燃えます。
しかし、この日の気温は30℃以上でした。暑い!!
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そこで、野営場長のお申し出により、「ミストシャワー」を提供頂きました。
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注)高圧洗浄機で汚れを落としているわけではありません。
少し涼しくなったところで、引き続き調理を続行。
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各組、仕上げに入ります。
その間、我らが団委員長が他の奉仕からハシゴして、
カブ隊キャンプに駆けつけて下さいました。
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今回は副団委員長と共に、食事担当チームに入って頂きました。
各組、カレーとご飯が完成しました。
同じ材料ですが、やはり味や食感に違いがあります。
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今回は3名の審査員による採点が行われました。
「カレーの女王」Sリーダーと、美食家のK団委員、Y校長です。
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順位は優秀組の評価にも影響します。
結果の発表は後ほど。それでは皆で「いただきます!」
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続いて夜プロ「ナイトハイク」
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真っ暗な散策道。組毎に、使ってよい懐中電灯はひとつだけ。
おばけというより、蛇が出ます…!(もちろん、脅かし役のリーダーも)
今回は「声を出してはいけない」というルール。
一泊訓練でも練習しましたが、本番は迫力が違います。
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思いっきり叫んでいる組もありましたが、
メンバーが協力して、無事に全員ゴールできました。
なお、予定にはありませんでしたが、日中予想以上の暑さだったため
お風呂も急遽用意頂き、汗を流しました。
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夜は気温がぐっと下がり、過ごし易くなりました。
<2日目>
気持ちの良い朝。テント組もよく眠れました。
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身の回りの整理や清掃をして、キャンプ2日目のスタートです。
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朝食は「カブ広場」の脇に野外食堂を設営。
今回のキャンプでは施設側としての食事提供が無いため、
食材は自前で用意し、リーダーの食事担当チームが準備しました。
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メニューはカートンドッグです。
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そして、主日の礼拝。
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I 神学生より、主題聖句からのメッセージを頂きました。
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賜物は人のために使ってこそ、より磨かれるんですね。
2日目のメインはクラフト。泥だんごを加工した「タマモノ」作りです。
一泊訓練で作った泥だんごを、さらにピカピカの玉にします。
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泥だけの段階でも、うまく磨けばかなり光っています。
気合を入れて磨いてきたスカウトもいました。既に宝物です。
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表面がひび割れているスカウトもいましたが、基礎の段階では荒れていても大丈夫。
凹凸の部分をペットボトルキャップで少し削って、形を整えます。
そして、「生石灰クリーム」を塗ります。いわゆる、壁塗り用の漆喰です。
まず砂を混ぜたものを下塗りし、その上から塗り重ねていきます。
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白い玉が出来上がりました。
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いったんこの状態で乾燥させます。
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昼食のお弁当をはさんで、水鉄砲大会を行いました。
当初計画ではせせらぎのある、近くの公園へハイキングの予定でしたが、
この日もかなり気温が高く、舗装道路を歩くと涼みに行く前に倒れそうでしたので、
場内での活動に変更しました。
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競技は個人戦。優勝賞品のチーフリングをかけ、「暑い」戦いが繰り広げられました。
その後休憩を挟んで、キャンプファイヤーに向けたスタンツの練習。
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ストーリーを考え、練習に励みます。なかなか決まらない組もありましたが…。
終わった組から入浴です。
夕食は食事担当チームが腕によりをかけた、バーベキュープレート!
地元、那須の精肉店で仕入れた安くて美味しい肉が、おかわり無制限です。
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かつてないボリュームとクオリティ!キャンプとは思えません。
スカウト達も大喜び。
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野営場長もお招きしました。
そして、キャンプファイヤー。
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森の中を、そこだけくりぬいた様なファイヤー場です。
独特の雰囲気があります。
各組のスタンツが披露され、恒例の「団結」も盛り上がりました。
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I神学生のメッセージも、心に響きましたね。
さて、スカウト達が寝静まり、リーダー会も終えた後。
白だんごの状態をチェックし、個別に下地調整を行います。
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急激な乾燥でひび割れてしまったり、
大きなクレーターになっているものを修正しました。
<3日目>
キャンプ3日目の朝です。最終日は荷物整理と清掃・点検があるので、
スカウト達も早く起きて着替えています。
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朝食は食事担当チームが工夫して作った「食材再利用スペシャル」。
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初日のカレーもスープに変身しています。素晴らしい!
ちなみにこの日は16NJで使用された備品の返却・搬入があったため、
集合写真は食後、このタイミングで撮影しました。
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この場所には、昼過ぎには大型トラックが並んでいました。
その後、テントや荷物の撤収、清掃・点検を実施。
そしていよいよ、タマモノ磨きも最後の仕上げです。
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白だんごに、水彩絵の具で着色した仕上げ用の漆喰を塗り、
ビンの上でくるくる回しながら磨いていきます。
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少しづつ塗り重ねて磨くと、次第に輝きが出てきます。
オリーブオイルをたらし、さらに磨いていきます。
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訓練キャンプから苦労して作ってきた、タマモノの完成です!
そして閉村式。
たった3日間ですが、入村式とは雰囲気が違います。
心なしか1人1人の顔が凛々しくなったようです。
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団委員長「うん、よしよし」   ←※アフレコです
最後に、3日間過ごしたカブ広場で一斉にジャンプ!気持ちは揃っていたかな?
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お世話になった野営場を後にします。次にスカウト達がここに来るのは、
隊長訓練キャンプ「ウッドバッジ研修所」でしょうか・・・!!
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バスの中で、スカウト達のタマモノコレクションを紹介。
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Photo 10 Photo 11 Photo 6 
堅そうに見えますが、所詮中身は泥。
落とすと粉々に割れますので、要注意です!
帰りは予想より早く、乗車時間は3時間ほどでした。
遅くなることを想定し多めに配ったお菓子も、食べきる前に到着。
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そして今回の最優秀組は、3組でした。おめでとう!
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さて、今回のテーマ「私の賜物を磨こう」ですが、
決して泥だんごを磨きに行っただけではありません。
3日間の経験や、共に過ごした仲間、
離れて気付いた家族のありがたさなど、
自分に与えられた、多くの賜物に気付くことができたでしょうか。
そして自分の賜物を磨き、それを他の人のために使うことができるような、
真のスカウトに成長していけるようお祈りします。
おしまい
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(kt)

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大和第1団は、神奈川県大和市南林間を拠点として活動しています。キャンプや、ハイキング、野外料理、ボランティア活動など、1967年から50年以上続けてきた伝統ある団です。指導者はすべて専門の訓練を受けたボランティアです。カンバーランド長老キリスト教会 高座教会を母体としています。

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